ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊

おまえ、今の今のあの会話、忘れたわけ?



つか、忘れたとは言わせねーけど。



きょとんと俺の顔を見上げた大熊さんを見下ろし、声を落とす。



「……コレの」



そう言ってから組んだ腕をほどき、俺は、親指で自分の顔を指さした。



そのとたん……。



大熊さんは、びっくりするくらいの勢いで赤くなった。



「やっぱり。
思った通り」



つい、ニヤリと微笑んでしまう。