この学校は7階建ての私立学校。

私は屋上から全力で4階までかけ降りた。

「あっれぇ~?宮川じゃね?」

「....?永井先輩!」

彼は永井 時雨先輩。私が好きな人です!

「何?また佐田先生と鬼ごっこ?」

「まぁそんなところです。先輩は?」

「あぁ、俺?俺は今から帰るところ。」

「そうですかぁ。あ、あのっ...」

「ん?」

言いかけた時... 。

「宮川ぁ!!逃げてんじゃねぇ!!」

「佐田が追いかけてきた。」

「やっ、やばっ!!」

「俺が止めておいてあげるよ。」

「ホ、ホントですか!!何かスミマセン。」

「良いよ良いよほら、はやくっ!」

「はぃ!ありがとうございます!」

私はまた、階段をかけ降りた。