一刀一矢魂を込めます!

自意識過剰なのかもしれない。





だけど、今の言葉はあたしに向かって投げられた言葉じゃないのかと思う。





鬼は、ノンちゃんの言葉を聞いて目を丸くしていた。





「ノンちゃん……」






ぼそっと大事な友人の名をつぶやく。





「まやっ!」




バ、バカッ!!ユウ!バレてしまうじゃん!