一刀一矢魂を込めます!

これ以上痛々しくするノンちゃんを見ていられなかった。





麗しい唇から血が出てて、真っ白い肌が赤に変わっている。





声を上げようと思った。





だけど、それは許されなかった。





『フッ。そんな見てもいない噂を信じるなんて、あなたも落ちたものね』





ノンちゃんに手で止められたから。





『私はねー、自分のやりたいことをやっただけよ。だから、勝手に決めつけないでくれるかしらー?』