後ろを振り返るともうユウは家の中に入っていた。





初めての甘い声に戸惑う。




でも、



「おつかれ、頑張ったなより、ありがとうって言ってんだクソ」




頑張ったなは当たり前。





いつでもあたしは頑張っていた。




のに、いつの間にかあたしはなんでもできる子のように接しられた。




おつかれも当たり前。




眠い中でもあたしは練習もしたし、体力も減少した。