一刀一矢魂を込めます!

傷ついたのだろうかと考えてしまう。




窓から飛び降り、うつむく少女に近づくユウ。




しかしそんな心配はいらなかった。





彼女は傷ついてなどいない。




「ふははっ!もう我慢出来ないっ!!ユウウケるっ!」




腹を抱えて笑っていたのだ。




(くっ!ユウよ鏡で自分の顔を見てこいや)