一刀一矢魂を込めます!

「……たか、ばやし」



「お騒がせしてすみませんでした。戦場さん」



近づいてきた人物は、高林。



これで、答えが決まった。



高林はあたしの手を引いて、あたしを立ち上がらせる。



「帰っぞ」


コクリと頷き、あたしは高林に引かれて帰り道を歩む。



「ジンさん、突然お邪魔してごめんなさい!楽しかったです!」



振り向きざまにジンさんに謝罪を告げる。



そしてミウちゃんと由美ちゃんに手を振った。