一刀一矢魂を込めます!

「ミウちゃーん!!由美ちゃーん!!あーそーぼー!」



いつになく元気すぎるあたし。



そんな姿に、ジンさんも由美ちゃんも驚いていた。



それでもわけを聞かずに、そっとミウちゃんを呼んでくれたジンさん。



由美ちゃんもあたしに駆け寄ってくれた。



朝早くジンさんのお店へとやって来たあたしは、もう怒られると思っていても止めない。




「まや殿、今日は一段とうるさいですね」


「ミュウミュっ」


「うるさい、だと」



由美ちゃん、ミウちゃんに続いてジンさんまで。



「三人ともひどくないっ!?」