一刀一矢魂を込めます!

あ、あんたってもんは……。





あたしだけかい緊張してたのはっ!!





拳に力を入れてユウに対する怒りを抑える。




あたしが布団に入ると、ユウは隣でブツブツと呪文らしきものをを唱えていた。




「お前、明日は早いんだからな。早く寝ろよ」




余計な一言を添え、すぐさまユウは布団に潜る。




それを見てあたしも暖かいお布団の誘惑に負けそうになる。