一刀一矢魂を込めます!

あたしはポケットから水色のお守りを取り出す。



あの戦いの時にノンちゃんからもらったお守り。




ノンちゃんの手の温かさをまだ覚えている。



「ノンちゃんに会いたいな……」




あたしは小さく呟いた。



当然元敵だった高林になんて聞かせないように。




あの日、森で出会った心優しい狐のノンちゃん。




ノンちゃんは今、元気でいますか?



ノンちゃんは楽しんでいますか?




生まれ変わっても、ずっと友達でいようね。




たとえ敵になっても。



ノンちゃんが覚えていなくても。