そんな様子を見ていたまやは、首をコテりと横に傾けていた。




(うわぁ、うわぁ、うわぁ、まやが、まやが、まやが)




「うるさいです。一生黙ってください」




マロは軽くパニック状態に、由美はマロと夫婦漫才を繰り広げている。





「ウッ…」




隣で突然の奇声が聞こえる。




まやの方への振り向くと、まやの顔面にミウが投げ込まれていた。




「ミュッ!!」



とミウは仁に向かって鳴き、仁はミウに誤っている。




「なんか、こんなに驚かれるの意外だった…」




繋がっている言葉で、彼女は平気だと悟る。




「それだけ、お前は危険だったんだよ」