一刀一矢魂を込めます!

その必死さに思わず笑ってしまう。



それもすぐに静かな空間に変わる。



今日もダメだと思い、まやの手を離した。



襖を開けて、台所へと移動しようとした瞬間。



「う、うーん…」



まやの唸り声が聞こえた。



まやのほうに振り向くと、かけていた毛布がずれていた。



まやに近づき毛布をかけ直す。




「う…、ユ、ユウ…」



まやは目を小さく開いて、俺と目を合わせる。



「そんだ、俺だぞ。平気か?」



「ユ、ウは…?腕のケ、ガ…」



重体な自分よりも、軽度な俺のことを心配するまや。


「俺のケガは平気だ。仁や医者のおかげで治り始めてる」