一刀一矢魂を込めます!

「しょーもないってなんですかっ!!これは人生にとって大切なことです」



腕を組んで威張り顔の高林。




威張ったと思いけや、突然立ち上がり襖を開いた。



「……たとえ、結城さんとまやが思いあっても、俺は奪います。なので結城さんも覚悟しておいてください」



そして、夕飯を作りますね、といい台所に移動した。




「なんでバレてんだよっ」



未だに握っているまやの小さな手を見て、語りかけた。



「お前はどんだけの男を落としてんだよ。小悪魔かっ」



聞こえているのか、聞こえていないのか、まやはうーん、と唸り横に首を振った。