一刀一矢魂を込めます!

「ルールは簡単。
その一、矢は一つだけ。
その二、周りの人に危害を加えない。
以上」






あたしがルール説明を終わらせると、高林は真っ先にあたしに撃ってきた。






あたしは目に向かってきた矢をスルリと避ける。






「さっすがー、全国一位」





パチパチと拍手をして立っている高林は余裕な表情。






「行くよ、マロ。作戦通りに」




小声でマロに伝える。





マロがコクッと頷いたのを見て、あたしはマロを放った。





高林をわざと避けて。