一刀一矢魂を込めます!

そっと目を開いた。





あたしの視界に広がったのは、あたしを庇うユウの姿。





あたしをそっと抱きしめている腕の力が弱まり、バタリとユウは倒れた。






ユウの腕からは赤い血が流れている。





あたしの服にも、顔にも、体中に赤い血がついている。






「……ユ、ウ…?」






あたしの足元に倒れ込んでいるユウの名を呼ぶ。






足からも血は流れていた。





あたしは腰の力が抜け、座り込んでしまう。