あたしは間を置いてから力強く高林に返答する。






「退屈か楽しさかで取れば、あたしは楽しさを取る。
あたしは、今度こそ仲間を信じる。もう傷つけないって決めたの。
今の仲間の力を信じる」






「そうか条件破棄、かー。ならばこちらもその気で行くよ」






高林がゆっくりとした口調で話す。





高林の話が終わると当時に、あたしはマロを弓に装備し、高林も矢を弓に装備していた。






そうだ、こいつ弓道部のライバルだった。






あたしもちゃっかり忘れていた。