一刀一矢魂を込めます!

そんな天使は、笑いながら羽で飛んだり、避けたりしていて、余裕がある様子。






「待って!!」





あたしの声が城に響く。






あたしがどんどんノンちゃんに近づく。






ノンちゃんは覚悟を決めたのか、ゆっくりと微笑んだ。






「ノンちゃん……。やっぱりやだよ。大切な人を殺すなんてあたしには無理だよ」






ノンちゃんの耳元でわがままを言う。