今更ですか?!




そう突っ込んであげたいけど、苦笑いをするしかなかった。




「俺んち来いよ。誰もいねぇし」




そう言うと、あたしに確認もせずとっとと歩き出してしまう。






あたしは愚痴りながらも、ユウの後について行った。





「この町は妖が出やすい町なんだ。あ、妖っつーのはさっきお前を追いかけた貞子のような奴。簡単に言えば悪霊だな」