一刀一矢魂を込めます!

先頭にいたジンさんが、懐から一枚の紙を取り出し、何かを呟いた。






すると妖はドロドロに溶けて消えていった。






「よし、行くぞ」






ジンさんの気合いが入った声がする。







そして、やっとあたし達は城の中へ入ることが出来た。







城の入口にはじぃやが立ちふさがっている。







じぃやは左腕から何本もの腕が更に生えていた。






「じぃやも妖…」