一刀一矢魂を込めます!

「ちょっと邪魔者がね、やってきたんだよ。無能なあり共が」





高林はいつになくイラついていた。






「とにかく、高林お前出てけ。着替える」







高林を部屋の外へ手招きすると、嫌々ながらも廊下へ出た。







あたしは大きな扉を閉め、枕元から一枚の紙を出す。






これが夢ではないと証拠になるのだ。






あたしは信じるよ。







あなた達を。