一刀一矢魂を込めます!

「ノンちゃん。あたし、いけないことしちゃったよ?大事な仲間なのに……。本音は出ないのに、嘘ばっか口に出ちゃうの」






ノンちゃんはあたしの不安も全て抱きしめてくれる。







まるで小さい子供をあやるように、あたしの背中をトントンと撫でた。






『まや。あなたが選んだ選択は、仲間を護るということです。それはあなたの誇りだと思ってもいいとわたくしは思うわ』






ノンちゃんの意外な回答に、顔を上げてしまう。