一刀一矢魂を込めます!

“今、お前が笑っていられるのはまやがいたからだって”






仁の言葉を聞いてユウは玄関から外に飛び出した。






扉を力強く押し、靴も踏んだまま走り出した。






その後に、マロと由美を連れた仁が追いかけてくる。






まやの居場所を知らないままどこかに向かって走り続ける。






まやの行きそうな場所を探し続けたが、まやはどこにもいなかった。