一刀一矢魂を込めます!

「まぁ、いいや。佐藤が寝てる時に侵入しよ」






ボソッと放たれた高林の言葉。





「侵入したら蹴飛ばす」





ベッドの端っこにうずくまるあたし。






全然高林じゃない……!






こいつは見知らぬ不審者だっ!






「そんなこといいわ。眠いから寝る、おやすみ」






高林は近くにあったソファにゴロンと転がった。