一刀一矢魂を込めます!

あたしは、こんな空間が大好きだ。





「んじゃあ、俺ら帰っからー。まやも早く寝ろよ」




んじゃあ、と手を振って帰ったジンさんと由美ちゃん。





由美ちゃんは今日はジンさんの家でお世話してもらうらしい。





懐かしきの家の前。




なんだか一週間も会ってないような気がしてならない。





「お前もう寝ろ。腹は?」





「ううん、平気。ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えてもう寝るね」





階段を登って寝室に駆け込む。