一刀一矢魂を込めます!

「どうした?まや」





みんながゾロゾロと家に向かって歩き出す。






あたしは一番後ろで歩いていた。





これからのことを考えながら。





「ちょっと具合が悪い、かな?なんて」





いつものノリでユウに応える。





「……何があったかは知らないが、俺らはいつでもまやの味方だ」





ユウの顔を見上げると、珍しく笑顔になっていた。