一刀一矢魂を込めます!

無言の状態で二人っきり。






あ、あたしはどうしたらいいのだろうか。






「じ、じゃあ、あたしマロと練習してくるね。ユウも疲れが取れるようにゆっくり休んで」





マロなんていないのに、なんで嘘つくんだろう。






木のそばからゆっくりと立ち上がり、ジンさんとは反対側の森の方へ足をのばす。







「待て」