「...慎也遅いな。」 時計を見ると、あれから1時間は経っている。 まさか、忘れてる...!? まさかね。もしかしてくる途中に階段から落ちたりとか...!?そしたら騒ぎになってるよね。 考えれば考える程出てくるマイナスな考え。 「今日は私が迎えに行こうかな。」 慎也と仲良しのグループは少し苦手だから、あんまり慎也の教室には行かないけど...。 重い腰を上げて慎也の教室へ向かう。