「琥珀!集めるぞ」
「もちろん!」
あれから1週間。
私達は選挙運動を、することになった。
まずは、応援委員を集めること。
でも、同じクラスからなんだよな。
「やる、俺やるっ!」
「俺も!」
と、次々に集まり定員の5名はあつまった。
「琉夏、あれ書いた?」
「まだ。明後日提出だから放課後やろうぜ。
部活遅れるけど、しかないか。」
「私も」
私は社会体育のテニス部に所属しております。
ちなみに琉夏は陸上部のキャプテンでもある。
で、『あれ』とは。
私は琉夏の推薦文。原稿用紙2枚。
琉夏は自分の推薦文。原稿用紙3枚。
二人とも、まだかいていない。
にも関わらず、明後日提出。
放送原稿は提出したけど。
大変すぎでしょ。生徒会選挙!