下界を見下ろす悪魔と天を見上げる少女の話。

ということは私が願わなければ何も起こらない....




何も起こらなければ誰も悲しまない。








でもそんなの....出来ないよ....



どうすればいいの?





わからない。


悪魔となんか契約するんじゃなかった....




「な、殺そうぜ?どんな殺し方がいい?首チョン切ってやろーか。それとも....」

「もうやめてっ!そんな話聞きたくないっ」

悪魔はとても無邪気な顔をしているのにその口からはとても残忍な言葉が出てきた。




「契約は取り消せねーよ?」

「わかってる!!!!」



そんな事、言われなくたって....わかってる....

そうだ、私が死ねば....


「おっと、ダメだぜ。勝手に死んだら。」





「だからっ!人の心勝手に読まないで!!」



「あー、はいはい」

面倒臭そうに悪魔が言う。



でもどうしよう...死ねないとなったら......



「早く殺しちゃえばいいのに。何を躊躇する事があるんだ?」


「...あんたには関係無いでしょ」



冷たく言い放つと悪魔はちぇーっと言って口を尖らせた。





「ねぇ、悪魔...アイツらが死んだら私はどうなるの?」

「えー?うーん...3ヶ月時間が与えられる。やり残した事とか済ませてこいってゆう偉いさんの優しさかな、そんでー、3ヶ月経ったら契約した悪魔に殺される。」





へぇ...3ヶ月も要らないなぁ、ってゆうか私コイツに殺されるんだ...どんな殺し方されるんだろ...痛くなかったらいいなぁ


「あ、ちなみにお前は心臓をえぐり取られる。」

「えっ、こわ」


「うん、だって悪魔だぜ?悪だぜ??」




そっかぁ...痛そうだな......


ってこんなこと考えてる場合じゃないんだった...

どうすればいいのかな、でも今私が殺らないと確実に他の人が標的にされ、またいじめが始まる...