「だってお前死にたいんだろ?命なんて要らないんだろ?」


「っ....そ、そうよ」

自分ではどうでもいいと思ってる事なのになんだか他人に言われるとムカつく....






「じゃあくれよ」

「なっ....んで あんたなんかにあげなきゃいけないのよっ!もう離してっ!」


そうゆうと男は翼を羽ばたかせて屋上へ戻り私を降ろした。




そして少し不貞腐れたような顔をした。

「っちぇ~ せっかく若いのが手に入ると思ったのによぉ....なぁ、くれよー」

「うるさいなぁっ 何を言ってもあげないったらあげないんだから!」





「じゃあ俺と契約しようぜ?」

「....?契約って.....?」

悪魔(なのか解らないけど)との契約って確か自分の命と引き換えになにか願いを叶えてくれるってゆう....どっちにしろあげちゃうんじゃん。





「だから、お前の願いを俺が叶えてやる。だけどそれと引き換えにお前の命をくれ。」

やっぱり....

「結局そうなんじゃん....」





願いって....なんでも叶えてくれるのかな?