視線を動かしたところにいたのは亜耶で、口パクで 「が ん ば れ」 と言ってくれて緊張がおさまった。 落ち着いた私は待機する場所へ行き、 「あ り が と」 と亜耶に口パクで伝えた。 亜耶は笑顔でこっちに手を振ってくれた。 よかった、伝わったみたい 笑い返したところで入学式が始まり、 新入生代表のあいさつを無事終え 入学式は静かに幕を下ろした。