春_____私、雨宮桜は高校生になる。


新しい制服に身を包み、学校へと行く



今日から通うのは秀歌学園。

私は生まれつき体が弱いから、学校余り行けないかもな…。



正門についた頃

「桜ー!!」

「おはよう、里梨」


微笑んでおはようというと


「やっぱり桜の笑顔はみんなを笑顔にする魔法だね!」


「そんなことないよ」


里梨と話しながらあるいていると、向こうから見覚えのある人がみえた



咲斗?


小さい頃から視力のいい私は、間違えるはずはなかったのだ。


でも、咲斗がこの学校にいるかなんて分からないし、話したのはあの一度だけだから、わからない。