Heaven~第三章~

「お疲れ、本当暇みたいだね」

「暇って言えば暇だな」

「あんたさ、一応堕天使の頭なんでしょ?私のとこに来てないで、やることあるんじゃないの」

「いや、そこは一応じゃねーし。ほら」


そう言ってポケットからあのジッポを出し私に見せた。
あの日は何も書いていないただのジッポだったけと、雅近が見せてくれたそれにはちゃんと刻印が押されていた。


「やっと出来上がって。なんつーの、やっぱ椿には見せないとと思ってな」

「そっか、良かったじゃん」

「っつー訳で飯行こうぜ」


私の肩に腕を回す雅近に「馴れ馴れしいから」と言ってその手を払った。