Heaven~第三章~

多分……嵐はこれ以上聞いても何も話してくれないだろう。
遠回しに私には関係ないと言っている。


「そうだね」


そう言って窓の外に視線を向けた。


「Heavenは関係ないから、椿が心配するようなことはない」


別にHeaven絡みだからって心配していたわけじゃないのに。
でも、それなら……


『三条組の方とは知らず……』


さっきの男の言葉。

それに反応した嵐の態度。
関係あるのはHeavenじゃなくて三条組。


それなら嵐は私には何も話さない。
私だけじゃない。
きっと獅朗達にも話さないんだろう。