そして、さらにここにキラキラした甘い笑顔がプラスされると、天然ぶりを発揮した後のキュンキュン度合いも最強になる気がする。

個人的な意見としては。


「何かすっげー売れてるんだって。主任、大喜びだったよ。」

「うん。予想以上に客数多かったし、当たったっていう手ごたえはある。」

「良かったじゃん。じゃあ、これからもイケそう?」

「うん。グリーンピアの一番店、目指せるんじゃない?」

「じゃあ、向井くん、大活躍だ。ホント、羨ましいよなぁ。」

「そう?」


ついさっき、匡史は須賀くんのことを羨ましいって言ってたよ。

毎日、私と顔を合わせられる、っていうだけで。


「何かさ、いつも元気でやる気満々っていうか、自信に満ちてて、それがちゃんと仕事に表れてて、評価もされてる訳じゃん?すごくない?」

「そうでもないんだよ。本当は。」

「そうなの?」

「ホントは怖いとか、緊張するとか、匡史も思ってるみたいだよ。」

「そうは見えないけど、向井くん、お前とはそんな話するの?」

「うん。オープン前日なんて、プレッシャーで眠れないって言ってた。」

「.......前日?」

「うん。電話で。」

「ふ〜ん..........。」


須賀くんが、突然、黙り込んだ。

え? どうして?

私、変なこと言ったかな..........