「え、そうなの？」
『言ったでしょ？契約の時に…記憶を喰うって』

そう言われて思い出した美羽。解った、と返事をすると買い物をしに向かった。昼食をしたりいろいろ買い物をしたりと美羽は夜の和希との再会の準備を進めていった。

「お夕飯は…そうだな…よし」

そうして夕飯のメニューも決めていろいろと買い込んでいった。最後に２人で良く観たＤＶＤを何本か借りて帰宅した。
買い物に時間もかなりかかったためか家に着いたのはもう時期17時を回ろうかという時だった。

「急いで支度しなくちゃ…」

そうして夕飯の支度をし始めた。下拵えも終わり時計を見ると18時まで間もなくだった。