そう言うとそっと背中に腕を回してヌエバはジェーナを抱きしめた。

「まぁ…離して欲しいって言っても、もういいって言っても…離しはしないけれど。」
「ループ……」

そのまま備え付けられているベッドに入ると、時を忘れるほどに2人は抱き合ったまま互いの温もりを分け合っていた。

どれ程過ごしたのか…

どれだけ分け合った…?

どの位の時間が過ぎて…

周りが今昼なのか夜なのか…

それすらも感覚が鈍るくらいに抱き合い…

幾度と無く愛を重ね…

温もりと…感度と…

絶頂までもをヌエバとジェーナは今まで離れていた時間を埋める様に分け合ったのだった。