「わかってはいるだろう…ピエドラも。だけどきっとあの子の中でくすぶる炎は止められないのだろうね。」
「…カロン……」
「禁忌を犯しても…どれほど苦しい事が待っていたとしても貫きたい思いと、応えたい思いが入り交じる。それは私だけでなくループも解るでしょう?」
「そうだな…僕らもそうだった…」

そういい再びソファに押し倒し…重なり合い…月明かりの中2人は互いの温もりに溶けていった。