「「…」」
日誌を書いている俺たちは無言
けど、歩夢が口を開いた
「お父さんがおらんくなるって辛いよな…っ」
「…」
ただの同情やったら、そーやな。って答えて済んだと思う
けど、歩夢のお父さんも、もう亡くなってる
だから俺の気持ちが歩夢には痛いほど理解できるんやと思う
「俺さ、誰かが俺の前から消えていくことが怖い…」
俺の本音がポロリと漏れた
その瞬間歩夢に抱きしめられた
それと同時に、ああ、やっぱり俺は歩夢が好きやなって改めて思った
そして歩夢は
「あたしは拓人の前からおらんくならへん。
あたしは拓人のこと支えるから」
そう言った。
日誌を書いている俺たちは無言
けど、歩夢が口を開いた
「お父さんがおらんくなるって辛いよな…っ」
「…」
ただの同情やったら、そーやな。って答えて済んだと思う
けど、歩夢のお父さんも、もう亡くなってる
だから俺の気持ちが歩夢には痛いほど理解できるんやと思う
「俺さ、誰かが俺の前から消えていくことが怖い…」
俺の本音がポロリと漏れた
その瞬間歩夢に抱きしめられた
それと同時に、ああ、やっぱり俺は歩夢が好きやなって改めて思った
そして歩夢は
「あたしは拓人の前からおらんくならへん。
あたしは拓人のこと支えるから」
そう言った。

