好きとか絶対ありえへんっ

俺は歩夢が拓人のところへ行った悲しみとかじゃなくて、この時はただただ拓人のお父さんが心配やった。



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そして次の日。



拓人は学校に来んかった。



それは…お父さんが亡くなったから。



昔から持病があったらしく、それが急に進行しだしたらしい。




「歩夢…大丈夫、か?」



歩夢は学校の帰り道、何の話をしても上の空やった。



拓人のお父さんの死はそれだけ大きいものやったんやと思う。



「ごめんね…


ねえ、春馬。


春馬はずっとあたしのそばにおってくれる…?」



歩夢は作り笑いをしながらそっと一筋の涙を流した



歩夢がそばにおってくれる?って言った理由は、多分、今回の拓人のお父さんのこと。


けど多分、拓人のお父さんのことだけじゃない。


確か、歩夢のお父さんも歩夢が小学生の時に亡くなったと話していた。


大切な人がだんだんおらんくなるのが今の歩夢にとって、1番の恐怖なんやと思う


「俺さ、歩夢のこと1番大切やから。



だから、俺のこともっと頼って?



俺、歩夢の支えになりたいから」