芽唯にはそれを気に新しいことにチャレンジしなよっていわれて、受験することにした。私の中学校はエスカレーター式で高校までは行けるんだけど、医者志望の私は国立のもっと上の高校を目指すことにした。でも、目を閉じると想い出すのは翔の事ばかり。いい加減終止符をうとうと決心しなければ...と思っていた。
その翌日
翔から呼ばれた。あまり乗り気ではなかったけれど、その場に行った。場所はあの私達の出会いの場。
『この前はごめん。』
でも、私は不思議と悲しい気持ちはなかった。ただ、寂しかった。
『俺あいつに告られてて、一回デートしたら諦めてくれるとか言うから....』
やさしいんだね、翔は。
でも、そんなことして諦められるわけ無いと思うよ。あの子は、翔のことずっと好きなんだもん。みてたらわかるよ。
それに、私の約束よりそっちを優先してまでの約束だったのっておもっちゃう。きっと、私達は出会う時期を間違えたんだね。
「....そっか。」
揺らいじゃダメ、私の心。
決心したんなら最後までやり通さなきゃ。
『もう、しないから...だから...。』
「私ね、翔の優しさに漬け込んでばかりだったんだ。だから、翔も苦しめたと思う。」
『そんなことっ』
「ううん、それはホントのコトだから聞いといて。」
「それで、私は自分一人で頑張らないとって決めたの。誰かに頼るのではなくて自立しないとって。それで国立の高校を目指そうと思うの。」
『......じゃあ、遠距離恋愛になるな』
もう、私の言いたいことは察してるだろうに認めない。
「私達別れよう。」
その翌日
翔から呼ばれた。あまり乗り気ではなかったけれど、その場に行った。場所はあの私達の出会いの場。
『この前はごめん。』
でも、私は不思議と悲しい気持ちはなかった。ただ、寂しかった。
『俺あいつに告られてて、一回デートしたら諦めてくれるとか言うから....』
やさしいんだね、翔は。
でも、そんなことして諦められるわけ無いと思うよ。あの子は、翔のことずっと好きなんだもん。みてたらわかるよ。
それに、私の約束よりそっちを優先してまでの約束だったのっておもっちゃう。きっと、私達は出会う時期を間違えたんだね。
「....そっか。」
揺らいじゃダメ、私の心。
決心したんなら最後までやり通さなきゃ。
『もう、しないから...だから...。』
「私ね、翔の優しさに漬け込んでばかりだったんだ。だから、翔も苦しめたと思う。」
『そんなことっ』
「ううん、それはホントのコトだから聞いといて。」
「それで、私は自分一人で頑張らないとって決めたの。誰かに頼るのではなくて自立しないとって。それで国立の高校を目指そうと思うの。」
『......じゃあ、遠距離恋愛になるな』
もう、私の言いたいことは察してるだろうに認めない。
「私達別れよう。」
