母の「アルコール依存症」は飲んだら暴れるではなく、飲んだら植物状態になるに変わってた。

「アルコール依存症」は進行すると変わる
初期の方は暴れる。末期になると歩けなくなる、喋れなくなる。
料理もしなければ洗濯もしなくなる、ただの金食い虫に化ける。
その頃から、親父は母親への暴力がひどくなった僕は止めなかった。

同時に僕も荒れ始めた、髪を染めてピアスを開けて学校に行ったふりして遊びに行って、何もしない親への中学1年生なりの反抗と当て付けだった。
気づけば家出の常習犯になりタバコも覚え
バイクの無免許や窃盗脅迫
警察のお世話にいっぱいなった。
でも、1日たりとも罪の意識は消えなかった。

それが腹立たしくて仕方なかった、
鏡に映る自分を何回も殴った手が血だらけになって自分には何もないんだって大泣きして暴れて親父には本当に迷惑かけた。
だから。バイクも暴力もやめた。



止まることのない母親の酒はもう手遅れになっていた。