「あっはっはっ、ははっ、ああ、お腹いたい、なに、さっきの」
「笑わないでよりっちゃん」
「ごめんって。いや、でも、笑い止まんなっ」
笑うのをやめないりっちゃんを見て、少し不貞腐れてみる。
かみかみの自己紹介をした私は、静まり返った教室と、目の前と隣の人が笑っていることに耐えられなくなり、走って教室まで戻ってきてしまった。
りっちゃんいわく、超不自然な笑顔だったという。
「元はといえばりっちゃんが悪いんじゃん。」
「あーっはっはっ、ごめんってば。無意識だったし?」
まだ笑ってるし…。
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