ものすごい時間がだったようにも思えた。
校門に着くと、まだ車は来ていなくてわたしは校門に寄りかかるようにしていた。
1分もしないうちに遼さんの車が出てきて、わたしは歩こうと思ったけど、歩けなくて。
遼さんと目があったから、ゆっくりと微笑みふらっと倒れかけた。
でも、バタンッという音とともに遼さんが出てきてわたしを支えてくれる。
「…ごめ、りょ…さ…ん、」
「喋らなくていいよ、ひゆりちゃん」
わたしは遼さんの声を聞いたのを最後に、ゆっくりと目を閉じた。
最後に目に入ったのは、速水さんの顔だった。
なんだか見透かされてるような気がした…。

