「遼さん、おはよう」
わたしはだだっ広いリビングに来ていた。
遼さんはまだ眠いのか半寝状態だった。
多分、夜中までずっと曲でも作ってたのかな。
「ん…おはよ、ひゆりちゃん…」
遼さんは寝ぼけているのか、急にわたしに飛びついてきたけど、フレスレでかわして、遼さんテーブルの角にぶつかってきた。
そんなこんなで朝ごはん…なんだけど、わたしは食べるのやめた。
気分がだだ下がりなんだもん、食べられるか。
「…ホントに大丈夫?ひゆりちゃん、今日休んだら?」
玄関でわたしのことを心配してくれる遼さん。
「大丈夫だよ。遼さん、心配性なんだから」
「だって…。まあ、ひゆりちゃんが言うんだから大丈夫だと思うけど…じゃあ帰りは迎えに行くから電話してね?」
「うん、ありがとう」
わたしと遼さんが別れてから、歩いていると後ろから走ってきたのは、友美だった。
「おはよう、友美」
「お、っはよ〜!寝坊しちゃった」
「たくさん寝れてよかったね」
わたしはその分寝れませんでしたけどね。

