朝方にわたしは魘されて起きた。
こんなこと珍しいんだよね。
だってわたし、夜遅くに寝るからいつもいつも爆睡なんだけど。
「…5時半…」
いつもは6時に起きるのに。
やっぱり、これは昨日のことだろうな。
思い出した記憶のせいで、あんまり寝れなかったんだけど。
どうしてくれるのさ、速水さん!!
とりあえず、わたしは広い自室から出て大きい風呂に入った。
わたしの家族、結構有名な会社を経営してるし、なんだかんだ言ってお金持ちの家庭ってやつらしい。
グランドピアノが家に2台ある時点でおかしいよね笑
だって、わたしの隣の部屋に大きな部屋があって、そこにあるんだ。
楽譜だってあるし、それにギターやベースもある。エレクトーンとか、使わないのにあるし。
そうそう、この間、遼さんにヴァイオリン買ってもらったんだ。
高いものだったけど、頑張ってるからって。
遼さん、優しいなあ。

