旭さんがニヤニヤしながら
「そっかー」
と言ったのを最後にみんな無言だった。
そして、
「つきましたよ」
と昨日の運転手さんに言われ窓を見ると、
凄いことになっていた。
私はその様子に驚いて目をパチパチさせていると
旭さんが笑いながら
「いつものことだよー」
とゆるく言う。
そう。
女の子達が正門から靴箱まで道を作っている
旭さんは気にすることもなく車を降りて
道を作る女の子たちに私に向けた笑顔と同じ笑顔を振りまいていた。
私は我にかえり急いで車から降りた。
すると、さっきまで旭さんに向けられた視線が私にむかれていた。
私は俯いて旭さんを追いかけた。
急いで追いかけて追いついたのは靴箱だった。
そこからは旭さんとわかれ自分の教室に向かった。
