私には何がなんだかわからず、ポケットから携帯を出そうとした時に
「新田さん」
と櫂真さんに呼ばれた。
「今から言うことよく聞いてくださいね。
さっき旭の言った赤丸高校があなたのこと
を姫だと勘違いしたみたいです。」
すかさず私は
「どうしてですか?」
と聞いた。
「ブルドラのたまり場には関係のない女は
入れては行けないことになってるんです
しかしあなたは怪我をしたため、愛翔に
手をつながれ倉庫に入っていった。
傍から見るとあなたが姫だと勘違いする
人もいるでしょう。
だから貴方にはこの事が収まるまで愛翔
のそばにいてもらいます。」
と興味のなさそうにつらつらと言った。
私はこの時少し浮かれてしまった。
赤丸に狙われる、
弱点としての立場なのに…
愛翔さんと一緒にいれるんだとしか考える事が出来なかった。
だから私は
「分かりました。」
と返事をした。
