ガチャ
彼が階段を上がってすぐ正面にあるドアを開けた。
そこには1階のように絨毯が敷き詰められ、さらに両端に2人がけのソファーがが1つずつ。
奥にはドアの方を向いた1人がけ用のソファーが2つ並んでいた。
真ん中には大きめのテーブルが置いてあった。
ソファー、テーブルは全部黒で揃えてあったが1人がけ用のソファーが1つだけ綺麗な紫色をしていた。
ゆっくり部屋を見る暇もなく彼はドアを抜け引っ張ってゆく。
すると
「遅かったね。何かあった?」
「クソッもう少し早く来いよ!!」
「はい。俺の勝ちねー!」
「まーくんお菓子食べる?」
部屋には4人いてそれぞれ別の事を一気に喋っていた。
その4人の彼は私の手を握る彼同様
ほかの人にはないオーラを感じた。
すると
そこら辺の女の子よりかは断然可愛い男の子が
「あれ?
まーくんが女の子連れてきた!!」
とびっくりしてほかの3人も一気に私に注目した。
