そして私たちが足を止めたのは正面にある校門を通りすぎて
裏門についた。
裏門には言ったことがないが、私の教室の窓から裏門が見えるのだ。
そして裏門の隣には真っ白の箱の様な物がたっている。
すると彼は裏門を開け、真っ白の箱の様な建物に近づく。
そこにはでっかい車庫にあるような扉があり彼はそれを片手ですんなり上げた。
外からは見えない明かりがついており少し眩しくて目を細めた。
中からは沢山の声が聞こえてくる。
彼は足を止めている私に向かって
「いくぞ」
と声をかけ
私の手をしっかりつなぎ沢山の声のする方へと歩き始めた
入った瞬間そこには絨毯が敷き詰められ沢山の人が座っている
彼は人のあいだをずんずん進んでいく。
座っていた彼らは立ち上がり、私の手を引く彼に挨拶をした。
「「こんばんわー」」
「「ほかの方そろってますよー」」
「「まなとさん!!」」
色々な声が聞こえてくる!!
彼はそれらの声に
「あぁ。」
と返事をし真ん中にある階段を登っていく。
